■ 長井ダムと周辺施設・環境
①長井ダム堤体
長井ダムは、最上川の支川置賜野川に建設された東北地方で有数の大規模な重力式コンクリートダムで、最上川治水計画の一環として、
①洪水調節、②不特定利水、③かんがい、④上水道、⑤発電 の目的を持った多目的ダムです。
最上川水系の洪水による氾濫を防御するほか、豊かな水資源を活用するため、昭和59年に長井ダム工事事務所が設置されて以来27年の
歳月をかけて、平成23年3月に完成しました。


■長井ダムと貯水池の概要
 ダム型式:重力式コンクリートダム
 堤高:125.5 m
 堤頂長:381.0 m
 堤体積:1,200,000 m³
 流域面積:993.0 km²
 湛水面積:140.0 ha
 総貯水容量:51,000,000 m³
 有効貯水容量:48,000,000 m³
 事業主体:国土交通省東北地方整備局
 電気事業者:山形県企業局
 発電所名:新野川第一発電所 (認可出力10,000kW)
 施工業者:間組・奥村組・前田建設工業 (JV)
 着工年/竣工年:予備調査開始・昭和54年/平成23年
 ◇ダム堤体の形状断面と貯水容量
 ◇水量調節計画


 ◇長井ダムによる利水区域と洪水軽減区域
   最上川、置賜野川沿川に広がる約7,900haの農地に灌漑用水を
   供給しています。その利水は長井市、白鷹町だけでなく、
   山形市、山辺町、朝日町にまで及びます。

  

■長井ダム堤体スナップ

巨大な長井ダムの堤体

下から見上げる長井ダム

長井ダム堤頂
巨大な長井ダムの堤体は、100年に一度程度想定される非常に大きな洪水や巨大地震にも耐えられるよう設計・施工がなされています。また、水圧による堤体の変形はセンサーによって常時チェックがなされ、安全に対する万全の備えを講じています。
堤高125.5m、堤頂長381mの長井ダム堤体は、下から見上げるとまた圧巻です。

※長井ダム堤体下へは、許可なく一般の方が立ち入ることは出来ません。

長井ダムの堤頂の幅は11.5mもあり、徒歩で自由に見学が可能です。上流方面は美しいながい百秋湖、下流方面はダム堤体による125.5mのスリリングな落差を見ることができます。


ダム堤体裏側から見る洪水吐

ダム堤頂からの吐水の様子

取水塔
長井ダムの洪水吐(こうずいばき)は、調節用ゲートをもたない自然調節方式を採用することにより、維持管理の軽減等がはかられています。下側の2口は常用洪水吐で、上部の3口は100年に1度程度想定される大きな洪水時に対
応するための非常用洪水吐です。
ダム湖の水位が一定以上になると、2口の常用洪水吐から自然に水が流れます。ダム堤体下にはダム管理用発電所があります。発電は常時稼働が必要なため、常用洪水吐からの水流ではなく、取水塔からの発電専用の水流によって発電しています。
取水ゲートを上昇もしくは下降することにより、取水範囲内の任意の位置から取水が可能な設備です。取り出した水はダム管理用発電所と新野川第一発電所に送られます。


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